中野アニメーション学院10レポ

ということで昨日はアニメ会のライブ「中野アニメーション学院10」に言ってまいりました。
いやー、今回ちょっと高円寺から歩いて野方まで行ってみたんですが、道に迷ったの含めてもそれほど遠くないもんですね。近くはないですけど。とりあえず開場までは、野方区民ホール前に寝そべっていたぬこを撫でたり、みんな撫でている様を眺めたりしてキャッキャキャッキャしてました。
で、開場して席についたら、当日のみの物販であった「萌え噺」という同人誌を買いました。この本はサンキュータツオ沖縄の比嘉みやじまこの三人コンビ「中野ボンクラーズが書き下ろした、妄想私小説とでも言うようなかんじの本です。どこかで語ったり書いたりしたネタも多いようなのですが、みやじまこさんの「バールのようなもの」とか以外は初見で、どれも面白かったですよ。
冒頭の比嘉さんパートは「ココロ図書館」の萌え話なのですが、最初の行で「これからお話するのは実話です」とのっけから嘘ついてました
そのほかにもみやじまこさんのARIA話やタツオさんのあずまんが話などなどがあって、どれも飛んでるなあという気にさせてくれました。

開演

冒頭は三平×2さんとタツオさんの二人がトップバッターというか司会役に。なんでも国井さんは当日C3のガイナックスブースのイベントの司会と被ってたために遅れ、そのため二人がオープニングとなったとか。


最初は今回のコミケについて。

三平「二日目の雷雨、みんな大丈夫だった?俺家に帰った途端雨降ってきてさ…神秘体験でしたね。今までで結構コミケ慣れしてたけど、またレベル上がったよ俺」
タツオ「レベル99より上ってあんの?
三平「あるんです。僕は今まで、コミケの人の波に対しては「水になれ」ブルースリー師父の教えどおりに言ってきたんですが、今回はついに、人の波の目が見えた
タツオ「あの、マグロ切るときも目があるように?」
三平「そう、岩とかもちょんて目を突くとバーンと砕けるっていうあれです。今回は特に、ブースからブースまでの道が光って見えた
タツオ「かなり電波な人だよそれ!コミケカタログ見てるときも『良いサークルだけ光って見える』とか言ってるし」
そして同人誌を結局何冊買ったかという話になって、三平さんは三日間で168冊ほど買ったという。会場にそれ以上買った人が居るかどうかと聞いてみたら、初日で100冊買ってる人もいたりした。
三平「いやでもね、今回初めて同人誌買った冊数で反省しました」
タツオ「じゃあ今後気をつけてください」
三平「でも、俺が悪いんじゃないんです。蟲なんです」
タツオ「え!?なになに、もう一回!」
三平「とりつかれたんです、蟲に」
タツオ「………美しい導入だ


ということで話題が蟲師の作品紹介に。


三平「やっぱり蟲師といえば蟲。アニメ会にも蟲がいるわけじゃないですか
タツオ「…否定はしませんけどね!?たしかにあの辺は蟲側だわ」
三平「ザ・ワイドでも『蛆虫』と呼ばれた生粋の蟲メンバーがいますし」
タツオ「いまどき『蛆虫』っていわれて問題にならないのってオタクぐらいですよ
ということで亀子のぶおさんが登場。今回のコミケでもリリスコスプレで撮られまくったという。
亀子「撮る人みんな半笑いでした」
亀子さんが蟲について説明するのですが、ミスター長嶋の説明みたいな感じだったので三平さんにバトンタッチ。


そして蟲師萌え談義に行くので、亀子さんも比嘉さんにチェンジ。登場した比嘉さんは白衣を着て髪を七・三に撫で付けてたので、「変態助教授」と言われるほどの風貌に。
比嘉「僕は蟲師の萌えキャラにうるさいですよ。もう第一話でK点越えですよ!K点低っ!みたいな」
タツオ「可愛い子はいるよっていう話でね」
比嘉「ホントですよみなさん、何を言ってるんですか!」
三平「なんで憤慨してんの!?
タツオ「皆さんはなんも言ってないよ

沖縄の比嘉の萌えキャラ:廉子

比嘉「これレンズさんです!正確にはなんと『廉子ばあさん』なんですよ!おばあちゃんなんです!
タツオ「今の、文脈でいうとおばあちゃん萌えの人ってことになるよね」

比嘉「廉子ばあさん欲しいですわ…僕の理想を全て超えてるんですよ!」
タツオ「どういうこと?」
三平「説明してくれない?場合によっては救急車呼ばないといけないから」
比嘉「まずね、おばあちゃんなのに幼女
タツオ「イヤイヤイヤイヤイヤ」
三平「ひ、比嘉君?もうちょっと言葉を選んで
比嘉「あー、おばあちゃんなのに幼子。たぶんね、実年齢は12歳くらい…いや、14かな?いや13だ」
タツオ「なにその修正

比嘉「いや、蟲師の舞台が昭和と大正のあいだくらいですから、14歳でも発育はまだ幼いと思うんですよ」
三平「比嘉君は『幼い』って言葉使うな!リアルだから!あのね、極楽トンボの山本さんは17歳の女性で捕まったの!それなのに比嘉君は幼女とか」
比嘉「でも、廉子ばあさんはこう見えても齢60歳くらいなんですよ」
三平「何に自分の良心をおいてるのかわかんないよ」
比嘉「つまりですね、僕が廉子ばあさんの隣にいても、法に問われない
三平「ちょっとまって。初めて来た人ホントに引いてる
比嘉「僕の中で2007年はおばあちゃんブームじゃないかなと」
タツオ「あー、でも俺最近おばあさん萌え入ってきてますよ」
三平「病気がうつった!
比嘉「でも、これはドラえもん』で実証されているんですよ!ドラえもんの萌えキャラって何だと思います?」
タツオ「静香ちゃん」
比嘉「ブブー!
三平「ジャイコ」
比嘉「ブブー!
三平「ドラミちゃん?」
比嘉「ブブー!正解は、のび太のおばあちゃん!」
タツオ「あー、いたいた」
三平「いや、なんかドラえもんの特集みたいになってるけど、今日は蟲師だから」
比嘉「おばあちゃんなんですけどね、こんなおばあちゃんなら……ハア…」
三平「最後ため息て!
タツオ「結論無いのかよ!」
比嘉「実際、リアルの僕のおばあちゃんは全然萌えないわけですよ。でも廉子ばあさんなら萌えるんですよ」

三平「僕はとにかく、廉子ばあさんを通して比嘉君が心配になりましたが…


サンキュータツオの萌えキャラ:淡幽

タツオ「この人がまたお嬢様なんですわ!面倒見役でたまっていうおばあちゃんがいるんですけど」
三平「比嘉君、たまおばあちゃんは駄目なの?」
比嘉「たまおばあちゃんツンデレなんですよ!淡幽にしかデレしないんです!」
三平「じゃあ年とか容姿とかはOKなんだ…比嘉君、どこいくの?打ち上げで説教だこりゃ」
タツオ「で、この人、気品があって…僕は気位の高い人が大好きだから。で、この人何が凄いって、ギンコのこと『おまえ』って呼ぶんですよ!女性に『おまえ』って呼ばれたくありません?
三平「それがお前のM気質をくすぐったわけか
タツオ「自然なんですよ!馬鹿にした感じは無いんです。友達感覚というか。それでまた良い話は、淡幽が筆記して疲れたところでギンコが『そろそろ休んだらどうだ』ってシブい声で言うんですけど、普通はそれに対して「わかった」とか言うんですけど、淡幽は『わかったよ』って言うんですわ!『わかったよ』って言うんですわ!!
三平「いや、わかるけど、お客さんたぶんわかってないぞ
タツオ「なんか距離感縮まってるのが良いんですよ」
そして淡幽がギンコの話を巻物に書き落とすシーンが上映される。蟲による身体の苦痛にたえながらも、指先から文字を記していく淡幽。
三平「いや、作画とか演出が凄いのはわかったけど、なんでいまこのシーンを流したのかがわかんない」
タツオ「悶える女は美しいってことだよ!
比嘉「あれ?Mなんじゃ?」
三平「タツオのM気質がSに裏返ったな
タツオ「『おまえ』っていう人が悶えてるんですよ!?
三平「今日はそういうカミングアウトのトークライブなの?

三平×2の萌えキャラ:さよ

アニメ16話「暁の蛇」に出てきたさよ。夫に浮気されるわ記憶がどんどんなくなっていくわで大変な人。
三平「蟲師に出てくる人っていうのは、みんな大体暗いところ、想い運命をを背負ってる人が多いわけですよ」
タツオ「うん、俺には背負いきれねえなあ」
三平「お前はどうでもいいよ。茶々をいれるな!俺いま凄く気持ち良いんだから!で、この人も切ない思いしてるはずなんだけど、持ち前の天然さで明るくなっているというか、お茶目というか…そこに僕、弱いんだよなあ
タツオ「癒し系ですもんね。意外とさっぱりしてて、暗い運命を気に病んでないわけじゃないけど、欝っぽくなってないっていうか」
三平「俺の言いたかったことが全部言われたよ。それにしても、ここまでしても旦那さんを愛してるっていうのは…なんでみのさんがこの時代にいなかったのか
タツオ「電話しても何も変わらないと思うよ
三平「でも、多少気持ちがね…つまり俺が言いたかったことは、みのさんの存在ってでかいなっていうことですね」
タツオ「さよさんだろ!

国井代表と長浜監督登場&サプライズゲスト

cv若本風に国井さん到着。C3でのお話の後で早速ゲスト紹介に。
長浜監督が颯爽と登場し、まずは監督のプロフィールという事で、アニメーターとしての仕事遍歴を伺う。
YAWARA!やザ・コクピットウテナなどの仕事をされて、フリーになり大地丙太郎監督と一緒に仕事をしたりするうちに、蟲師の監督に着くことになる。
アニメ業界に入る以前は、東京デザイナー学院にいたという。同期の桜はエウレカセブン吉田健一ウテナの長谷川眞也、R.O.D石浜真史など。
長浜「あの当時は、とりあえず食えていければいいなあとか考えてたんですけどね」
三平「学生時代とかどうだったんですか」
長浜「メチャクチャでしたね。吉田と会った切っ掛けとかミクロマン』のおもちゃですからね」
国井「ミクロマンのおもちゃ?」
長浜「僕が問屋から買った、電動のミクロマンのおもちゃがあったんですよ。それが『ミステリー走行』しますって書いてあって、なんだか分からないからみんなで見ようと」
国井「ミステリーなだけに」
タツオ「…もう高校卒業した子たちだったんですよね?
国井「良い大人ですよね」
三平「まあ高校卒業してもミステリー走行は見たいですよね。それでミステリー走行はどうだったんですか?」
長浜「それがすごい不思議な動きをするんですよね
国井「名に恥じぬ動きを」
三平「それ学校で走らせてたんですか?」
長浜「いや、寮ですね。寮の廊下で、夜の9時10時くらいに走ってました」
三平「言葉だけ聞くと暴走族みたいですよね。夜走ったぜ!みたいな」
長浜「そのうち、そういう噂が寮に広まるんですよね」
三平「あいつのところ行くとミステリー走行が見れるぞと!」
国井「七不思議みたいですね
長浜「それで名前も知らなかった吉田健一がやってくるんですよね。部屋のドアをノックして。…夜中の1時くらいかな
タツオ「まだ面識もないのにですか!?
長浜「それではいって出たら、なんか『ミステリー走行を…』とか言うんで、じゃあ見ようと
国井「どんな理由かと思えばミステリー走行!」
長浜「それで話してみたら同じ九州出身ていう事で」
タツオ「ミステリー走行が結んだ縁じゃないですか」
国井「エウレカセブンの動きも実はミステリー走行だったのかもしれない
さらにさかのぼり高校時代。長浜監督は美術部だったけれど、高校一年で入部して即部長を引き継いぎ、ずっと一人だけの美術部員だったそうな。
長浜「他の部員もいないし、顧問の先生も部室の鍵空けてくれるだけの人でしたから、絵も教えてくれる人とか居なかったんですよ。それで鞄もって、陸上部の友達と一緒にずっとグラウンド走ってました
三平「ちょっと待って、美術部なんですよね?それなのに陸上部の友達と一緒にグラウンド駆け回っていたと。しかも荷物もって」
タツオ「それはミステリー走行じゃなかったんですね?
長浜「ミステリー走行ではなかったですけど、ずっと走ってましたね
三平「なんで陸上部入らなかったんですか?
そして後輩の話。
長浜「高校三年のとき、それまで僕一人だったのに、いきなり新入部員の女子がいっぱい居たんです。もう部室いっぱいに女の子が」
タツオ「それ赤松マンガじゃないですか!ハーレム状態ですよ!その人たちは長浜ファンだったんですか?」
長浜「いえ、全然そんなことないです」
タツオ「『先輩の走ってる姿に惚れました!あたしにもミステリー走行を教えてください!』みたいな」
国井「走ってるところ見てました!みたいな。陸上部行けよ
三平「どうだったんですか、そういう女の子に囲まれるっていうのは」
長浜「実際はすごく怖いですよ!鍵もって、そのまま先生のところに帰って『やめます!』と」
三平「男らしいのかなんなのか」
タツオ「でもそこですんなり入り込める人はここに居ないよ


ここでギンコ役の中野裕斗さんがサプライズゲストで登場。
二人は結構仲がよく、多忙な中でも一緒に飲んだり、メールのやりとりをしているという。
長浜「よく僕に知らない言葉聞いてくるんですよ。ツンデレってなに』とか。それを僕は周りのスタッフとかに聞いて、返信するわけです」
三平「あ、じゃあ別に長浜監督がなんでも知ってるというわけではなく…」
中野「いやでもアニメとかのことですから、絶対知ってるだろうと思うわけですよ」
長浜「何でも聞いてくるんですよホント」
三平「じゃあ物凄いイチャオチャしてるわけですね
タツオ「行間読みすぎだよ!
国井「腐男子それ腐男子
二人の馴れ初めとしては、大地監督のレジェンズからだとう。
三平「蟲師というアニメの仕事をされてみて、長浜監督はどんな監督だと思いました?」
中野「あんまりこういう監督は他にいないですよね。急に踊りだしたりとか
三平「急に踊りだす?それはなんか精神的に疲れてとかそいういうことですか?」
長浜「近いかもしれないです」
中野「見てて面白いですよ。急に歌いだしたりとか」
収録時間は最大でも14時間にのぼったと言う。それというのも「蟲師」世界に合うのかどうか、「原作にどれだけ忠実か」ということを意識していたために、自然に演技の指示が厳しくなり、長時間にわたるようになるという。
そのほかにも、撮影にまつわる不思議な話(マンガでギンコが足を怪我した月に、中野さんも事故で足を怪我したりとか)などなど、製作の裏話が続く。
国井「ではここで監督お気に入りのシーンという事で、テレビ放送最終回の、タツオ君お気に入り淡幽が出てくる回で」
タツオ「『わかったよ』って言うんですわ!『わかったよ』って言うんですわ!!
国井「うるさいなわかったよ!
そして映像を見る。淡幽が髪をかき上げたり羽織ってる着物を少し引っ掛けなおしたりするシーンに注目し、ギンコに対しほのかに女性らしさ見せる細かな心の動きまで、原作に忠実に再現した。などなど、長浜監督の執念がこもった演出に場に居合わせた人間は皆感動。
タツオ「ぼくはあの、淡幽が『冗談だよ』って言った後すぐにギンコが『いいぜ』ってかえすシーンにすごい救われました」
三平「なんでおまえが救われてんの?
タツオ「俺はさあ、あいつらのことをいっつも心配してんだよ!
三平「お前アニメキャラに対して過保護だな
というところで、惜しまれながらも二人は退場。

アニメ会の発見した新種の蟲

最後のネタコーナーは、アニメ会の発見した新種の蟲について、というお題。
タツオ「ほら、僕らも蟲師でしょ?ずいぶん山の中一緒に歩いたじゃないですか。漫才しながら」
三平「あー、歩いたねー。あそこの峠は大変だったー
タツオ「いろんな蟲みたじゃん!発見したじゃん!それをみなさんに見せようってことですよ!」


トップバッターは亀子さん
あいかわらず良い動きをしている亀子さん。お友達の蟲を連れてきたという。
その名も「むっしっし」
亀子「渡り蟲なんですね。あと眼鏡かけてます
タツオ「それオーストラリアでセミリタイアしてるあの人でしょ?ギミア・ぶれいくでしょ?
亀子「甘いなあ〜…それじゃあ見てみましょう。倍率ドン
11PMだった。
亀子「でもホントにいるんですよ?」
三平「そりゃいるよ!


次は比嘉さん。
比嘉さんの発見した蟲は、なんでも現代病的な蟲なんだとか。その名も「蟲守葉」。
比嘉「こすぱって読みます」
タツオ「会社名じゃねーか」
比嘉「そしてこの蟲に取り付かれた人間として代表的な芸能人がいます。しょこたんです!」
スクリーンに中川翔子と誰かが一緒に写ってる写真がでる。
三平「あんまお客さんもピンときてないみたいだけど」
国井「えーっと、どっちがしょこたん
比嘉「蟲師として、しょこたん心配してるんですよ。ブログ見てると、プリキュアのコスプレしてコンビニ行ったりするんです」
三平「それちょっとイタイ子じゃん
比嘉「それはなぜかっていうと、蟲にやられてるせいなんです
三平「タレントさんの面白おかしい話を真に受けてるだけじゃない?
比嘉「いや、コスパにもっとやられてる人もいるんです!」
ということで師匠が映し出される。
三平「師匠じゃん!別にふたりとも普段からこういう格好してるわけじゃないと思うよ
比嘉「これは蟲師の治療が必要です。以上です」
国井「なんでそんなあっさりしてるんだよ!
比嘉「出オチなの!これは出オチなの!
三平「分かりやすく言うと、出オチを滑ったと」
タツオ「分かりやすく言いすぎだよ」


ついで三平さん。
三平さんの発見した蟲の名前は「イチブノヒトノメグミ」。これに取り付かれた人は、普通の人がみたら普通の物事にも、なにか違和感を感じてしまうようになる、と言う蟲。
そこで出てきたのが
http://www.youtube.com/watch?v=3eiv4kG8L8k
だった。
三平「僕いずれこの人にインタビューしたいですね。SOS団の一員なんですかと」
国井「超能力ありそうですよね
三平「そうですね、超能力で宝くじを…あ!
一同「未来から来たんだ!
三平「今何かが繋がった!」
タツオ「で、この人結局蟲だったの?」
三平「そうじゃなくて、この人を見たときに違和感を感じれる人が蟲にかかっているんです。この人もこの人で蟲だと思うけど


そしてタツオさん。
タツオ「みんな素材ありきじゃないですか!甘いですよ!みんなもっと蟲について調べないと!どういう症例があって、どういう困ったことになるのかとかね」
ということでタツオさんの蟲は「頭蛇」。
人間の頭部に生息する。周囲に困った影響を及ぼし、何万匹単位で寄生する。一度寄生されたら共生するしかないと言われていたが、ギンコが奇跡的に分離に成功したと言う。
タツオ「狩房書房にも記されているんですよ」
三平「あの、あんまり俺らが言うと、狩房書房が民明書房みたいになって信用失うから
タツオ「いや、書いてあるんですよ。それによると、釣り針を使って釣り上げたと言う事例が多数寄せられているんですね.我々はギンコが分離に成功したときの貴重な映像を入手したので見てましょう」


問題のVTR


三平「一つだけ言わしてもらって良い?これ素材ありきじゃん!
タツオ「だから一番最初にふったじゃないですか。なんでアニメ会こうやってウィキペディアとかYOUTUBEに頼るんでしょうかね
三平「やめようネット依存!
タツオ「比嘉君もそろそろ頭蛇にやられそうだよね
比嘉「ないわ!」
三平「比嘉君の場合生毛が抜けるからね


そしてトリは国井さんの発見した蟲。
その名も「まがりもの」という。
国井「これ、人に寄生する眼鏡型の蟲なんですよ。最初は鼻と耳に掛かって寄生するんです」
三平「それ眼鏡じゃないんですね?
国井「眼鏡じゃないです。寄生されると蟲がどんどん黒くなって、そうすると寄生されている人間もどんどん性格が変わっていくんですね」
タツオ「よくわかんないんだけど」
亀子「巨泉さんですよ
タツオ「巨泉だったら綺麗なラストだな!」
国井「今で言うツンデレみたいな感じになっちゃうんです。引きこもって、怒って周りに当たり散らすようになるんだけど、可愛くてモフモフしたものを好むようになるんです」


その蟲とは


国井「この人ツンデレです!蟲師も北国っぽいから。この人も北国っぽいしね?」
三平「北すぎるわ!38度線越えてるじゃねーか!」
国井「まがりものにあったせいでデレて来てますよ、最近」
三平「え、でもミサイル打ち込んだりとかは?」
国井「あの後からデレてきてますよ。見てください、ウサギ小屋で可愛いもの好きになってね〜?うん、滑ったんだけどさ
三平「今回そういうカミングアウトのトークライブですから。滑ったら自己申告っていう」



ということで今回の中野アニメーション学院はここまででした。
追々アニメ会のHPで発表されると思いますが、次回は10月にロフトプラスワンでのライブのようです。