がんばって萌えまっしょい!レポ

今回もまたアニメ会のイベントに行ってきました。いい加減遅いとは思うのですが一応レポ。
最初はまあメカビにじいきの紹介から、最近の近況報告に入って、比嘉さんがHDDレコーダーを四社めのカードで買い、タツオさんの母親がゲームのしすぎでテレビが火を吹いて燃えたから見れない!という話に。


タツオ「テレビって燃えるんだよ」
比嘉「ちなみにどっちの『もえ』ですか?」
三平「草冠だったらこれ幸いだよ!
タツオ「母親に萌えるって『恋風』以上じゃねーか!何風だよ!」


それでまたUHF局を見れる人・見れない人という話から、テレ東の「いぬかみっ!」骨送りつけ事件に発展し、国井さんが犯人ではないかという容疑が起こったという話題に。


タツオ「実際にこの会場の中で骨送ったって人います?
国井「ホントにいたらどうすんだよ!」
三平「じゃあちょっと目つぶってもらいましょう」
タツオ「先生誰にも言わないぞ!」
三平「俺らの中で給食費がなくなったのと骨送ったのが同列の話しになってるよね


涼宮ハルヒで日常芝居で長門が一分くらい本めくってくるだけだと、志村健のオーラが出てきて逆に「そんなバカな」と笑ってしまう、といった話から、吉永さん家のガーゴイル…というか若本規夫の話しに。国井さんの若本モノマネも行なわれました。それにしても確かに仕事選ばないですね、規夫。


ホスト部プリンセスプリンセスの話から「男というのも属性の一つでしかない」という話に、三平監督で「カニを食べる少女」、そこから比嘉さんのプリキュア話へ。

比嘉「僕、今はまってるのは朝のアニメで、マイメロとかもそうですが……プリキュア
国井「『プリキュア』って言う前に生唾を飲むな!」
タツオ「気持ちが悪い
三平「今日も中野ZERO視聴覚ホールの上の階の図書室でキミキスのTシャツ着てるんですよ。それをみてダメだこの子はと思いました。近づいてくんだぜそれが!十字切ったもん」
国井「ちっちゃい子とか近くにいると逃げて!逃げてー!って気になるね」
タツオ「ギャグとしての説得力失いかけてるもん。リアルなんだよ。キモイとかじゃなくて気持ちが悪い。うん…プリキュアの前につばをのむって!」
比嘉「別にプリキュアに性的興奮を催してるわけじゃなくてプリキュアって言葉を噛みたくなかったんですよ!」
国井「性的興奮は言わなくていいんだよ!」
タツオ「性自体を匂わさないでくれる!?


それで比嘉さんがプリキュア掲示板に会場にいた人にはわかる(というか多分いなくても分かる)秘密の暗号をつかって書き込みをするとかしないとか。まだソレらしきものは見当たらないので期待です。


そして会場にいない亀子さんの音声テープ。ひまわりが良いというだけな話のはずなのに変わらずシュール。
UHF局のほうにアニメが流れるのはなぜか?という話に。放送するお金も安いし、パソコンゲーム系原作はキー局はダメだだからじゃないか、などと、客席のほうも交えて少し話した後、また最近のアニメについて幾らか語った後で、いよいよ本題の萌え話に入ります。


萌え話とは:「あのキャラとこんなデートがしたい」という妄想話から始まって「舞台はここで、俺はこんな設定で、こんな複線があって」みたいに発展して、いまではアニメ会の一大特殊話芸。ようするに異常に濃い妄想話だ!
今回のテーマは「雨」でした。


亀子のぶおの場合:「タッチ」より浅倉南
また音声のみで亀子さんの萌え話が語られる。
かっちゃん(亀子)は南とデートする予定だったけれども、当日はあいにくの雨で二人で部屋にいて黙ったまま。…で、その場は何事もなく終わるが、なぜか南は死んでしまう。
三年後、お父さんから南が書いた自分あての手紙をうけとると、あのときの雨でふたり部屋にいて楽しかったというようなことが書いてあった。それ以来、雨が好きになった…
…という、話としてはそれだけのはずなのに、音声だけのはずなのに、なぜか爆笑してしまいました。
最近亀子さんのファンになってきてます。もしかしたらあの人が一番才能あるのか?という気にすらなってしまっているのが自分でも不思議です。
っていうかそもそもなぜ南が死んでるのかよくわかりませんし、最後も結局オチてるんだかオチてないんだかわかんないのに…くやしい…でも笑っちゃう…!


沖縄の比嘉の場合:「ふたりはプリキュア Splash Star」より日向咲と日向みのり(小学二年生)


比嘉「咲ちゃんと妹のみのりちゃん。小二です
国井「そこを言うなって!
タツオ「比嘉君が一番穢れてる気がする…」
比嘉「穢れてませんよ!」
三平「いや、小二だして穢れてませんよって…」
タツオ「あくまで子どもとして可愛いんだよね?」
比嘉「ハイ?」
タツオ「助け舟拒絶された!」
一応メモをとって即興で話を付け加えないようにしてきた、という比嘉さんだったが…
咲が学校の帰り、防波堤の上でたたずむ一人の少女がいた。良く見るとすぐそばには黒いコートの怪しい男がいる。その正体はドロドロンであった。
三平「30過ぎの男がドロドロンか…」
キャーという悲鳴が響くや否や駆けつける咲。しかしそこには3メートルの大蛇にグルグル巻きにされたドロドロンが。「ぶっちゃけありえない!」と言う咲。
比嘉「そしたらそのハブが女の子のランドセルにシュルシュルっと…」
タツオ「ハブ!?」
三平「大蛇ってハブだったの!?」
比嘉「ハブだったんです。そしたらその女の子と咲ちゃんが目があって、女の子は落ち着いてるんですけど、咲ちゃんはあああああってしてて(蛇足)、でも我に帰った咲ちゃんはその女の子をパンパカパンに連れて帰るんです」
三平「30過ぎてパンパカパンて…
タツオ「滑稽だ
これで女の子と咲がパンパカパンまでくるのですが、本当はもっと色々な情景描写があって、ここまでで10分くらい掛かってます。
その女の子はさっぱり喋らないが名前を「ヒガミ」と言い、小学二年生だという。
タツオ「比嘉臭い名前ですね」
三平「ドクターストップはまだ大丈夫ですか?」
家に帰ってきたみのりがヒガミと遊ぼう、と言って部屋に連れて行く。
比嘉「そこでまたギャーっ!って声がするんです。あわてて咲ちゃんが駆けつけるとみのりちゃんが3メートルのハブにグルグル巻きにされてるんです。それで咲ちゃんが『なにしてんのよー!』って言うとみのりちゃんが『お姉ちゃん心配しないで、これ遊んでるんだよ』っていうんです。プロレスごっこみたいにしてヘビがぐーるぐーると。それでホッとした咲ちゃんは『よかったー。じゃあとりあえずご飯にしようか』って」
三平「ちょっと、大蛇に巻きつかれるって大事件ですよね!?それで『よかったー、ご飯食べよっか』って!どういうことですか!」
比嘉「そういう子なんですよ、咲ちゃんは!」
三平「もしかして俺の見てるプリキュアと違うのかな?
タツオ「ハブキュアなんじゃねーの!?」
そしてヒガミは沖縄の由緒正しいハブ使いの一族だったことが明かされる…ということでまたハブ使いの設定が色々と入ってくる。
比嘉「…っていうハブ使いのヒガミだったんですが、お母さんの実家がこの町でたまたま来てるんですけど」
タツオ「いや、そこまで細かく設定してくるなら完璧にしてくれよ!」
三平「ハブ使いの設定を史実に基づいてまでだしてきてるのに」
その後色々あってヒガミの歓迎会&誕生日会が催されることに。小学二年生もいっぱい来ます。
比嘉「ヒガミちゃんもおめかしするわけですよ。ここにこう、リボンなんかつけたりして…」
国井「はしょれっての!はしょれっての!
比嘉「こっからはしょりますから!こっから!でも今までの話も行にすると八行しか喋ってないんですよ!
国井「長いよ!」
比嘉「えっと、じゃあ、それで色々とてんやわんやありまして」
三平「また分かりやすくはしょったな〜!
ヒガミにプレゼントが渡されるそのとき、ハブが飛び出してきてパーティー会場はメチャメチャに。
ヒガミに怒られたハブは意気消沈して山へと行ってしまう。
比嘉「そこでようやく雨が降ってくるんです」
三平「?…そうだ、そういえばテーマ雨だったよ!ヤベー俺の話ハブ入れ忘れた!とか思っちゃってたよ」
どんどんと混迷を極めてはしょっていく比嘉妄想話。
比嘉「敵も倒して、ハブと仲直りして、皆でお風呂に入ろうということになったんです。そしたらまた『キャー』という声が聞こえてきた。そしたらなんとヒガミちゃんにおちんちんがついてるんです。それは実は幼少期の僕だったんですよ!この後は同人誌で」
三平「言わなくて良いとこ言って言うべきところザックリ切ったよね」


国井咲也の場合:「キミキス」より咲野明日夏


ブラジルのコーヒー農園の一人息子の国井咲也(CV/緑川光)と、サッカー留学にブラジルまでやってきた明日夏。「さ」の文字を逆に書いてしまう咲也は明日夏に日本語を教えてもらったり、サッカーの相手をしているうちに、二人の距離は縮まっていく。
しかしサッカーも上手いのに本気で目指そうとはしない咲也に、自分よりも上手いのに、と思う明日夏は怒り、喧嘩になる。
タツオ「ケンカ好きだよねー」
国井「俺仲直りするケンカ大好き!」
その夜、嵐がやってきて、咲也は農園に様子を見に行く。それを見た明日夏は咲也の父(CV/若本規夫)に、咲也はこういう雨の日に母親を亡くしているのだ、命がけで母親が守った農園を守らずにサッカーなどやれるか、ということだったのだ、という話を聞く。
三平「もう、咲也節全開!だって御両親健在なんだよ!?
明日夏は咲也を探しに行くが、咲也と明日夏は入れ違いになり、土砂崩れに巻き込まれた明日夏を咲也は助けに走る。
死にかけた明日夏だったが、咲也の必死の救助で一命を取り留める。
二人の心はつながったが、日本に帰る明日夏に咲也は「ワールドカップで会おう」という約束を交わし、別れる。
そして12年後、ワールドカップがブラジルで開催されることになり、女子サッカー代表としてやってきた明日夏。飛行機の中から外をのぞくと、眼下には「さ」のひっくり買った「オカエリナサイ」が…

三平「なんか話聞いてたら、明日夏ちゃんより国井さんが前面に出てたような気がするんですが。国井咲也カッコイイみたいな話だったような
国井「ザックリきったからなー。キミキスいいなって思うのは、俺ゲームまだやってないんだよ。インナー読んだ瞬間にこの話思いついたからね」


三平×2の場合:「To Heart」よりマルチ と 高田馬場よりタヌキ


ある日家に帰る途中、マルチが追いかけてくる。驚きつつ一緒に帰る道みち、天気雨に降られて狐の嫁入りの話などするが「もしかしたらタヌキも嫁入りするかもしれませんね」などと頓珍漢なことを言うマルチ。
愛い奴だなと思いつつ、頭にゴミが乗っていたので払う。すると、ドロンという音とともにマルチは消え、そこには一匹のタヌキが。
そのタヌキは、実は三平×2が芸人として駆け出しの修行中、山に篭っていた時に猟師の罠にかかっていたのを助けたときのタヌキだったのだ。
そしてまた後ろから追いかけてきた本物のマルチ。
三平「言い忘れてましたけど、俺マルチと暮らしてるんです。今はそのタヌキとも暮らしてますよ。証拠写真です」
水木しげるのマンガのタヌキで「シャンペイ!」と言ってる絵が出てくる。
国井「アニメ日本昔話じゃねーか


サンキュータツオの場合:「蟲師」よりギンコ、と…

「灑涙雨」
陰暦七月六日に降る雨。牽牛・織女の二星が会うのを妨げることからいう。
[荊楚歳時記]「七月六日有雨、謂之―――,七日雨則云 洗車雨」
(角川漢和辞典


タツオ「今日はまだ、僕が呉服屋の丁稚をやってたときの話です
三平「ああ、あの頃かー
国井「聞いてる聞いてる
七夕の日、お使いの帰りに灑涙雨に降られた。その雨に降られてから涙が止まらなくなってしまったタツオ。そこにギンコが通りかかり、こう言う。「お前さん、それは蟲だよ」
実は先ほどの雨は光酒が雲となりまた雨となって降り注いだものだという。その雨をかぶってしまうと、死ぬまで涙が止まらなくなると言う。それを止めるには、心の底から笑うしかないという。
タツオ「でも、心の底から笑うって言っても、当時僕らもうお笑い目指してたじゃないですか。つまんないギャグじゃ笑えませんよ」
三平「そうだ、お笑いは目指してたな。思い出した。確かボキャ天ブームの頃だな
タツオ「でもギンコは俺を助けようと色々一発ギャグとかして笑わせようとしてくれるんですよ
比嘉「ええ!ギンコが!?どんなギャグをしたんですか!?」
タツオ「え〜と…蟲師川柳とか…
三平「蟲師川柳ってどんなん言ってたの?ちょっと言ってみてよ」
タツオ「あんときギンコが言ってたのは、『俺蟲師 女房詐欺師 子ども無視』みたいな
でも結局笑えない。そこでギンコは思い出したように「なにも心から笑うのは、面白いときだけじゃない。心から幸せになっても心から笑うはずだ」という。
タツオ「そこで俺にこれをくれたんです」

二次元へいきまっしょい!

二次元へいきまっしょい!

三平「…これは、ただの宣伝じゃないよね?」
タツオ「宣伝じゃないです!俺はこれをギンコからもらったんです!…それで、僕は読んでるうちに段々幸せな気分になってきて…ピークは、P81です。ここにタツオたん』っていう、サンキュータツオっていう人が萌えキャラ化してるんですけど、コレ見た瞬間に心の底から幸せな気持ちになったよ…」
三平「そう?俺顔曇ってきてるけどな」
タツオ「それで気がつくと涙は止まって、空も晴れてる。最後にギンコは一言、『今頃…織姫と彦星も、心から笑ってるだろうな』でエンディング」
三平「そこは蟲師川柳じゃなかったんだ
タツオ「ギンコは空気読める人だから


ということで今回はここまで。やっぱり比嘉さんの萌え話が長かったですねー。面白かったけど。やっぱり真打は最後までとっておくべきなのでしょうか。むしろオールナイトで思いっきり聞いてみたいですね。ということで以上、がんばって萌えまっしょいのレポでした。