極上アニメ会感想…というか、リスペクト魂が大事だなあという話

本当は「男がやおい好きってどういうこっちゃねん」ということについて漸く考えが纏まってきたんで書こうとしたんですが、ついうっかり「かみちゅ!」のDVDを近所のツタヤで借りてきてしまったので書いてる時間がなくなってしまった。( ・ω・)
それでまあ「かみちゅ!」のアニメ会のコメンタリーを見たんですが、なんていうか、いつものノリでした。というかあまりにもいつも通りなので、成る程これはアニメ会全く知らない人が見て怒るのもなんとなく分かるなあと思いましたよ。いや、つまらないってわけじゃないですよ。いつも通りの会話で本当に面白かったのですが、僕らみたいな「あのノリ自体が楽しい」っていう人じゃないと楽しめないだろうなあと。
しろはたのほうの祭りでも、アニメ会を初めて見た人のなかには「俺は本田透の話を聞きにきたのになんだあいつらは」みたいになった人もいたようですしね。ようするに芸人さんだから前面に出ようとしすぎてし、完全にファンと同じ目線なので、芸人的な空気を期待してない人、しっとりと裏話なんかを聞きたいだけの人は「なんで2chの実況板みたいなもんを聞かされなアカンねん」というふうに引いてしまうと。例えばかみちゅ!のコメンタリーなら、倉田先生や舛成監督にかみちゅ!制作の裏話とかを期待していた人なんかは、ひたすら「ゆりえさまのつま先が!踵が!」と叫びまくって制作陣に喋らせないアニメ会にキれるということなのでしょう。慣れれば面白いんでオッケーオッケーな気になると思うのですが。くさやが嫌い、みたいなもんでしょうか。嫌いな人は嫌いだけどハマルひとはハマルと。

あ、いかんいかん、かみちゅのコメンタリー感想になってた。( ・ω・)
でですね、この間の極上アニメ会は本当に面白くて、特に亀子のぶおさんがにじいきで見るよりも百倍面白かったですね。レポのほうには書かなかった(というか非常に書くのが難しいので書けなかった)のですが、亀子さんのファインプレーというか、とにかくオチを掻っ攫って行くことが多かったです。彼はライブ向きですよ。実はライブ終了後、お客が結構出て行ったあたりで亀子さんがステージ上に戻ってきて、軽い撮影会をやってたんですね。それで僕も倫理マンを一枚撮らせてもらったのですが、いい人でしたね。
いい人と言えば極上アニメ会のイベントとは関係ないのですが、この間の乙女少年祭りのとき、イベントが終わってさあ帰ろうとレジの行列待ちをしていると、なぜか行列の横でサンキュータツオさんがアニメ会ではない人(後輩?)とお話していて…盗み聞きしていたわけではないのですが、耳に入ってきたその会話の内容が…聞いてて本当に、ああ、この人はいい人なんだなあ、真摯な言葉で応えているなあとすごく感心しました。いや、別にイベントで話されたものではないので何いってたんだとか書きませんが(;´Д`)

アニメ会の人とか、その周りの人たちを見ていて思うのは、好きなことについて正直に好きだと言ったり、良い物をみて正直に良いと言っているなあ、面白ものに対しては正直に面白いと口にして、凄い人を見たら正直に凄いと言っているなあ、それって結構大事なことだよなあ…と。( ・ω・)
単純なことのようですが、実際そう少なくない人々は、思考が感覚の邪魔をしてこうした正直さが失われてしまうものだと思います。少なくとも自分の知ってる範囲でもそういう人は居ますし、以前の自分もそうだった。( ・ω・)折角良いものを見てるのに、とかく難癖を付けてそいつを貶めようとしたりして、相手を引き下げることで自分を相対的に高い位置に置こうとする…分かりやすくいうと北斗の拳のジャギみたいな人なんですが(;´Д`)
そういう人は、こう無駄に斜に構えるというか、ありとあらゆる物事に対しシニカルで、現実にあまり期待していないし、とは言えどジャギ的性質も持ち合わせているので、物事に対する反応が「ほうっておこう」「無視しよう」か「こんなもんがなんだ!」「これにはこんな欠点があるじゃないか!こういう欠点もある!あんな欠点も!そんな欠点も!」のどちらかになって、結局良いところより悪いところ、批判することにのみ、すぐに意識が向くのだ。( ・ω・)
だがしろはたとかアニメ会とか見るたびに、そうじゃない、それじゃあ結局心がますます鬱屈してくだけでどうしようもないんだから、良いものは良いと素直に言わなければダメなのだと思い知らされるのだ。自意識を捨てさって馬鹿にならねばならんのだ!馬鹿になって心に正直にならねばならんのだ(;´Д`)
見たか、苺ましまろつよきすサクラ大戦マイメロについて語る時の沖縄の比嘉さんの笑顔を!(;´Д`)
あんまりにも良い笑顔なので、もしかしたらこの人の中に柔らかい石が入っているのではないかと思わされるほどだ!(;´Д`)
しかし他人を批判してばかりの人間があの顔を出来るだろうか!いや、出来ない!反語。少なくとも自分は日常で溜まる物以上に不必要な憎悪をどんどんと溜め込んでいっていたような気がする('A`)

つまりですね、苺ましまろみたときに悪口なんか誰だって百個くらい軽く書けるわけです。ギャグが寒すぎるとか内容がまるでないとかロリキモイとか。違う…!そうじゃない…!(;´Д`)
問題は、俺が萌えたかどうかってことなんだ…(;´Д`)
よくない点が百個あっても、1つ2つでも良い部分を見つけたら、出来るだけそこを伸張してリスペクトするということが大事なのだ。リスペクト精神をなくしたとき、感覚に対する素直さというものまで失われてしまう気がする。と、アニメ会を見てるとそんなことを思わされますよっつう話でした。