ツンデレ電波祭りに行ったよー
ロフトプラスワンへ
紀伊国屋書店をぶらつきアストロ乙女塾が出回っているのを確認し、どうせ会場で売ってるだろうからそっちで買えばいいやと思い、一路ロフトプラスワンへ。僕は電波祭りから二回目ですが、相変わらず歌舞伎町のあの辺怖い。超怖い。しかも僕、人酔いするたちなんでJRの東口からあそこまでの雑踏見るだけで吐きそうになります。青山といい早稲田といい、もうちょっと喪男が気軽に行きやすい場所でライブしてほしいっす。（;´Д｀）
到着してしばらく待つ。途中会場の方から２列で並ぶように指示され、階段にギッシリと詰まった喪男たち。なにこの究極の護身。驚いたのは、喪男の山を掻き分けていきなりゴーグルで武装した蓮見先生が会場入り。と思ったらipod落としてる（;´Д｀）
始まる前から場をあっためてくれるとは流石です！
で、ようやく開場。
割合早めにならんでいたのでそこそこいい席につけました。ただこの待ち時間が暇ですね…まあドリンクとか頼むための時間ってことなんでしょうが、もうちょっと短くても良いんじゃないでしょうか。あ、でも「ナ・イ・ショYo!おジャ魔女」とか「聖少女領域」のエンドレスは良いですね。洗脳されます。
ロフトのほうの宣伝のあとでオープニングムービー。ガンソードから「俺は童貞だ！」の連呼で爆笑。
「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪」とドクロちゃんの音楽に乗せてレギュラー陣が入場。いきなり阪神の話題。本田氏「阪神が負けるたびに体調が悪くなっていく」
自己紹介がてらアストロ乙女塾の話。「キラキラよりおとなしいのに皆からやりすぎと言われる」以下アニメ会と蓮見もぐら「社長」。曰く、「エロゲーつくらせてくれないので会社をつくりました。そのほうが早いかなと…そしたらそうでもなかった」
そしてツンデレに乾杯。相変わらず初っ端からぶっ飛んでます。
最近のメディア露出について
本谷由紀子さんの黒歴史には触れてはいけない。サンキュータツオ氏がオールナイトニッポンの放送中に駆けつけたが本田氏がATフィールド全開だったそうな。「ずっと猪木対アリ戦みたいな」「何年後かに評価される戦いですよ」
アエラについて。本題の前に表紙のイケメンについて。「レッド吉田にも似てますね」「この人が実写版イニシャルＤやるみたいですよ」えーと、調べたところこの人みたいですね。なんか戦国バサラに出てきそうな人ですが。国井氏「豆腐の作り方から学ぶべき」三平氏「豆腐じゃなくってキムチ作ってますからね」これは笑った。
内容の電車男の嫌オンナ論について。「タイトルだけで、実際は我々が言いたい放題」バンダナにケミカルジーンズなど、いかにもなファッションのオタクの挿絵について「脱オタファッションよりもこういうのの方が格好いいですよね」「安心感があります」「女に媚びないぞ、という感じがでてる」
負け犬女のツンデレ指南について国井氏「３０代の女性にこうすればモテると言ってくれと。その時点でちょっと間違ってる」「何やっても無駄です」と本田氏。スクリーン上にツンデレのコスプレ？した写真が映される。一方はＲ.Ｏ.Ｄの読子さんみたいなの。もう一方はなんだかわからないが邪悪な気を放つメイド（のようなもの）。「メイドですらないですね」「ツンデレって言うより普通の電波」アエラに乗っているのはメイドではない。もっとおぞましい何かだ。
コンティニューで、あかほりさとるとの対談について。編集長に怒られたらしい。みさくらぽんこつを背負ったすごい表紙。昔の雑誌にあったような、名前の代わりに顔写真で話し手を示すかたちの対談。メディア転覆の時期が来た！と。
ザ・ワイドについて。亀子リリスが大ウケ。アニメ会の集会にて日テレに萌えを語る面々。「真剣三十代しゃべり場ですね」森永卓郎先生のインタビューをみて、本人登場へ。
森永卓郎先生最強伝説
えーと、どこまで書いていいのでしょうか…なんか先生の話はどれも凄過ぎて、書いてオッケーなところとレッドゾーンの区別が分かりづらいです。一応大丈夫そうなところだけ書きますが、万一やばそうな部分がもしあったら後から修正します。
まず登場して開口一番「（女性が）全くいないですねー…」ある雑誌の編集者に「実は本田透はヤリチンのイケメン説」を吹き込まれていたが、この男だらけの会場を見て考えを改めたそうな。悪質なデマに怒る本田氏。意外にも二人は初対面らしい。三平氏「僕にはもう二人の間に×がみえてます」国井氏「電波総受けで」。森永先生、電波男を絶賛。
そして「萌える経済学」の発表。本田氏「三才ブックスのインチキ本と思ったら著者名見たら講談社のまじめな本だったと。だけどエピローグだけ読んだらイケメンは悪だとか書いてあってどこが経済学なんだろうみたいな」虹原いんく？の表紙の女の子がふたなりかどうか気になるという。「みさくらなんこつさんがイラストだったら間違いなかったのに」講談社内で売れるかどうかの議論が起こり、結局６０００部しか刷らないという。本田氏「電波男の初版より少ないですよ」三平氏「げんしけんの会社がそんなんじゃ駄目ですよ」。
森永先生のラジオで小倉優子が出演したが、「萌え萌えジャパン」を読んでないので説教したそうな。「ＤＶＤレコーダーが欲しいと言ったので『おじさんが買ってあげようか』と言ったら凄く引かれた」森永先生凄すぎです。本田氏曰く「お勧めはＲＤ、あとソニーが８チャンネル同時録画のやつがネットだけで売ってる。ぬるい人にはパナソニックがボタン少ないんで良いかも」
森永先生は最近のアニメは見ておらず、綾波レイから進化なしだという。「実は（アニメは）世界共通になってて、韓国ではビデオオンデマンドで日本での放送終了３０分で流れている。上海でもはやっている。今度の上海でのアニメフェスティバルがあるが、そのコスプレ部門の司会が私」経済アナリストが何で司会なんですか、とつっこまれる。中国人のコスプレなどはかなり独自のディフォルメがされているらしい。三平氏「中国人の本物の春麗なんか見たいですね」本田氏「鑑真和尚みたいに本当の萌を伝えにいかないと」。
森永先生「あの暴動なんかが起こってる頃、自分は向こうでずっと人と抱擁していた。韓国人に綾波レイと惣流アスカのどっちが好きか日本語で聞いても『アスカ』とか答える。オタクは言語を超える」本田氏「まさにイマジンオールザピープル」韓国もヨンさまとかイケメンが女を持っていってしまう構造だと。
「こないだ萌え株ブームとかあったけど、オタク業界は中で金が循環しているので、経済規模が大きくても買占める対象にならない。ホリエモンや三木谷が買い占めたという話はないでしょ」森永先生がようやく経済学っぽい話しをした（一瞬だけだったけど）。それに本田氏応えて「ホリエモンは蒼きウルに金出したいとかいってたので、宇宙から帰ってきたら考えるのでは。いまは自分がオネアミスな気分ですから」。
その後流行語大賞の裏話などした後、森永先生の話が終わるのかと思いきや、まだまだ止まらない先生の武勇伝。殆どがお伝え出来ないのが残念です。ただやっぱりマヨネーズのことだけでも。やばいかな？
「私実は笑福亭鶴光師匠の弟子で、笑福亭呂光というんです。名前をのばすと『えーろ光』になる。ある時師匠がラジオで謎賭けをやっていて、それで私が出たんです。そのときのお題が『アスパラガスとかけて』だったので『乳頭ととく』と」
「その心は？」
「マヨネーズつけるとおいしい」
先生、一生ついていきます！
その後メイド足ツボであまり可愛くもないメイドさんに萌えて萌えて萌えまくったという話し。「コレが仕事だと、取材で一緒してたカメラマンに羨ましがられました」本田氏「勝ち組ですね」とか言ってたら森永先生「そういや経済の話してないですね」「では次回また来てください！」と再び参戦してくれる予感を残し森永先生退場。いやあ、今度先生の本なんか読まなきゃなあ、これは。
タツオ氏「きっと幕末ってこんな感じだったんでしょうね」本田氏「志士とかって食い詰め貧乏喪男侍ばっかりで、その人たちが京都って…ようはアキバみたいなところで暴れてたんです。森永先生は差し詰め吉田松陰」「秋葉原って遊郭なんでしょう。二次元遊郭」
そしていよいよツンデレ祭りの本編へ。まずはつよきすの話し。国井氏はつよきすをやろうとしたらＰＣが壊れてたので買い換えたらＯＳがＭＥで全然つよきすが動かないんで窓から投げ捨てたという。タツオ氏「それがツンデレのやり口ですよ。『ゲームさせてやんない』ってプレイですから」
壇上でプレイしたのはアニメ会のサンキュータツオ氏と沖縄の比嘉氏と本田氏のみ。本田氏はよっぴーが一番萌えたが*1、よっぴーはデレツンなのでツンデレでいうとカニが一番だとか。三平氏「壇上の面々はみんなＭなんで、口汚く罵って貰いたいと」
ここでカニのエロ画像が一瞬でてくるが、まあ小さい画像だから大丈夫でしょーとか言ってたら「すいません、でっかくしてください」と社長がファインプレー。
本田さんが「実は僕が一番萌えたのはフカヒレなんですよ」というと全員共感。カニの幼い頃のシーンで膝小僧に絆創膏のスバルに萌える三平氏。「あれ男ですよ！ついてますよ！」と比嘉氏に突っ込まれるも「いいの！二次元と三次元はルールが違うっつってんだろ！」「かわいいは正義なんだよ！」「野暮なこというな！」とアニメ会から叩かれる。本田氏「今日はツンデレショタ祭りですから」「電波は？！」
本田氏「カニはツンとデレの落差が凄いんですよ。バカップルになるんです。現実にいたら目潰しして殺してるような。死ね！と」三平氏「俺この画面の中に吸い込まれてー…どうやればモニターのなかに入っていけるんだろう」「そろそろそういうの開発すべきです。ＮＡＳＡが」
比嘉氏の萌えキャラはなごみんだそうで。比嘉氏「最初メチャメチャ怖いんですよ。潰すぞとか言うんです」タツオ氏「なごみんにキモイんだよって言われた時点で比嘉君は勃ってましたから」比嘉氏「ブラウン管のこっち側の僕はフカヒレなんですよね。それでキモイとか言われた瞬間に僕のトラウマがブルブルブルと」それを受けて本田氏「ツンデレって素晴らしい発明ですよね。３次元でキモイとか言われたら傷ついてトラウマになるじゃないですか。２次元で言われたら萌えるんですよ」「我々は二酸化炭素で生きていける体に進化したんですよ。もう酸素いらないみたいな」*2
なごみんの昼食時の画像で、フォークの柄のところについてるクマを初見で発見した国井氏。「よくこの解像度で発見しましたね？！」三平氏「国井×フォークの同人誌を僕は作ります」本田氏「明らかにフォーク攻めですよね」
で、一通りなごみんに萌えまくった後、タツオ氏の萌えキャラの乙女姉さんへ。*3国井氏「風紀委員が日本刀持ってるって一番逆じゃないですか」本田氏「学長に許されてるんです。アストロ乙女塾でも言いましたが、学長が一番変人だと学校の中に金髪とか日本刀もってるやつとかに説得力がでる」
その後タツオ氏の愛の告白がノンストップ。「スゲエ俺を守ってくれるんだよ！」「このゲームいいところは好き同士とわかってから付き合いの時間が長いんですよ。僕ら童貞はやりたい盛りですよね。そうするとなにやってんだって怒られるんですけど、乙女さんは床でもＳなんです。しかもカニは割りと感情的なツンじゃないですか。でも僕はご存知のように理詰めで怒られるのが好きじゃないですか。逃げ道なくして欲しいんですよ」アニメ会の面々「お前がドＭだってのはわかった」「ご存知のようにって知らんよみんな」「会社員エリートのＭだ」タツオ氏「イニシアチブがずっと向こうにあるのが良いですね」そして料理の上手い下手をめぐりアニメ会解散の危機が。
本田氏「まあ凡百のツンデレゲームじゃないって事ですよね。秘孔百八箇所押してるような」「つよきすはテレ東で深夜アニメ化するべきですよ。1クールで六人、ツンとデレでそれぞれ一話ずつ」
そのほか色々萌え話をたった後に第一部終了。いやー長かった。あとでちょこちょこ削るかもしれません。数日以内に二部のレポもアップする予定です。
