良い本

明日のツンデレ電波祭りに備え上京のために、かるーく萌える本などをご紹介するだけにします。

放浪息子 (1) (BEAM COMIX)

放浪息子という漫画です。コミックビームで連載中です。
この漫画を知ったのは割合最近なのですが、コレ良いよ！なにがが良いかってこの淡白そうな絵の中に秘められた情念渦舞く女装ショタへの萌え魂！歪んだ女装ショタ萌えは、ヴァンダムがゆるさねえ！といわんばかりに繰り広げられるトランスジェンダーというかトランスヴェスタイトの物語が大変秀逸です。
女装癖を持っている主人公の二鳥修一きゅんや男装癖をもつ高槻よしのさんたちが、自分たちの性嗜好に罪悪感や苦悩を感じたりするさまも十分萌えるのですが、なんと言ってもその中に「他人にどう思われても、自分のやりたいようにやる」という自由への意思のようなものが根底に流れている作品なのですごくオススメです。自分たちが「普通じゃない」ことに思い悩む人たちに「君は君のあるがままでいいんだよ！」というメッセージが、永野のりことかに通ずるものがあるようにも思います。作者もインタビューで永野ファンだと言ってますし。というか俺も電波男読解でこういうことが言いたいだけなんだけどなあ…やっぱちゃんと文字に起こすのはしんどいわ。
ツンデレ電波祭りから帰ってきたらすげこま君のレビューでもしようかしらん。