NHKにっぽんの現場 「秋葉原・年の瀬の物語」を見た。

皆様有明まんが祭りに行ってらっしゃいますかー?('A`)
自分、人酔いする性質なんで今日も引きこもってます。オタクとしてっつうより人としてどうなのっつう気がしなくもないのですが、ダメなんですよねホント。電波祭りくらいの人の規模なら特に問題は無いのですが、あーゆーデッカイ会場に何万何十万てのは無理です。
まあそれ以前に仕事だし地方在住だからねー。行けねえっつうのなあ。

まあそれはそうと、タイトル通りに一昨日やっていたNHKの番組見ましたよ。録画したものなので本放送中の実況スレとかは見てないのですが、なんか凄かったようで。
それで、はてなやその辺の感想を見てまわったら、みんな竜騎士07の話ばっかりですね。確かに家族ぐるみで同人ゲーム作ってるのは驚きましたが。普通のオタクが家族と趣味の話題となった日には冷たい空気が流れてしまうことに比べると、どんだけバックアップ充実してんだっちゅかんじです。しかし親父さんとかお母さんも制作に関わっているということは「ここはカードキャプターさくらネタよりネコミミモードのほうが良いんじゃないかしら」とかなんとか言ったりするのだろうか。良い家族だ。
竜騎士07の言葉はいつぞやの日経ソフトウェアだかで言ってたのと殆ど同じですかね。
要約すると男は度胸!何でもためしてみるのさ。きっといい気持ちだぜ」ということでしょう。
流石良い事言いますね。

この番組はかなり良く出来たドキュメンタリーで、最近よくあるアキバオタm9(^Д^)プギャー な番組とは一線を画す出来栄えだったと思います。やっぱりNHKは上手いなあと改めて思いましたね…ただこちらで言われるとおり24みたいなカットインの入る演出がされていたりしましたが、映画版電車男みたいというかなんというか

色々な人が登場していた番組ですが、個人的にちょっと気になったのは「秋葉原クロスフィールド」のプロデューサーだという学者の妹尾賢一郎氏のインタビュー。オタク界隈ではサッパリ耳にしない名前ですが、昨今の秋葉原再開発の仕掛け人みたいな人物だそうで、ってことはDQNが流れ込んできた原因のひとつなのでしょうか。
この人は森川喜一郎氏の論なんかを踏まえて、
秋葉原は個々の人たちによって自己組織的に出来てきた街だけど、只の自己組織化では自分から潰れるのでそろそろガイドが必要。ただそれはコントロールであってはいけない。その微妙なバランスをとりながら秋葉原を次のステージへやっていきたいと思ってる」
というようなことを言っていたのですが、なんかこれがちょっと気にかかっています。自己組織化ではなぜ自分から潰れてしまうのか、この人のやろうとしていることは実際なんなのか。
メイドさんやシャッフルオタの話やパーツ屋の常連の小学生の話なんかは興味深かったのですが、それ以上になんかこの辺が引っかかってます。なんでだろ。